モバイルコンバートプラス導入事例

『目的に集中』させることが、
スマホサイトで最短距離の成果を産む秘訣

ヒューマンアカデミー株式会社
社会人教育事業部 事業戦略室 Web課 三輪 梓氏

開講以来32万人以上の修了生を社会に輩出してきた「ヒューマンアカデミー株式会社(以下、ヒューマンアカデミー)」は、『自分らしくなるために、学校に入ろう。』をテーマに、通学・通信の形態で受講生のスタイルに合った教育を提供し、各分野のスペシャリスト育成に力を注いでいます。また近年は、キッズ・ジュニア向けのスクールを開校し、教育ビジネス市場を牽引されていらっしゃいます。 このキッズ・ジュニア向けのサイトの一つである『ロボット教室』に、PCサイト変換ソリューションの「モバイルコンバートPLUS」をご導入いただき、2014年2月よりスマートフォン専用サイトをスタートいたしました。

今回は、このモバイルコンバートPLUSの導入により、大きく成果向上に繋がった内容を中心に、同社のスマートフォンサイトに関するお考えやお取り組みについて、ヒューマンアカデミーの社会人教育事業部 事業戦略室 WEB課の三輪様にお話を伺いました。

  1. 01 ヒューマンアカデミーのサイト運営について
  2. 02 モバイルコンバート導入の経緯
  3. 03 目的に集中することで、迷うことなのなかったサイト構築とその成果
  4. 04 WEBで新たな顧客接点を創出していきたい

01ヒューマンアカデミーのサイト運営について

ヒューマンアカデミーさまには多くの事業がありますね。

事業部の括りとしては、全日制専門教育スクールの運営を行う「全日制教育事業部」、社会人教育(通学講座/通信講座)の「社会人教育事業部」、今回のスマホサイトをリリースした『ロボット教室』をはじめとする「児童教育事業部」、さらには映像制作事業やカルチャースクールの運営、サロン運営を行う「新規事業開発部」という4つの体制となっています。

多くのサイトを抱えるヒューマンアカデミーさまですが、今回の児童教育のターゲットはどのような年代でしょうか?

今回の『ロボット教室』について言えば、下は幼稚園の年中から、上は中学生ぐらいまでの方がターゲットとなります。この年代のお子さまは無限の可能性を秘めていますので、そういった潜在能力を引き出すような新しいコンセプトの商品を打ち出すことで、ニーズが多様化する成長マーケットへ柔軟に対応していきたいと思っています。

成長分野という意味では、やはりスマートフォンというチャネルにおいても同じような状況でしょうか?

特に、ロボット教室などの児童教育を実際にお申し込みされるのは『お母さま』ですから、この層へのスマートフォンの普及と共に、直近1年間のサイトアクセス数に占めるスマートフォンの割合も非常に上昇してきました。現時点のサイトアクセスのデバイス構成比でいえば、PCとスマートフォンの割合が半分ずつぐらいになってきています。今後はますますスマートフォンやタブレットなどに傾いていくと思われるので、スマートデバイスへの対応は非常に重要なテーマと言えますね。

02モバイルコンバート導入の経緯

ターゲットである主婦層のスマートフォン利用が多くなってくると、使い勝手の良いスマートフォン専用サイトは重要ですね。

非常に重要だと思います!なぜなら、専用サイトができるまではスマートフォンユーザーにもPCサイトを表示させていたのですが、離脱の要素が多く、なかなか成果が上がっていない事が課題でした。
また、SEOはもちろんリスティングなどの広告出稿をしても、その“受け皿”がPCサイトでは、直帰率が高くなる一方で、この部分を早急に改善する必要がありました。

モバイルコンバートPLUSの進化と導入スピードには目を見張るものがありました。

そういった状況下でモバイルコンバートPLUSに出会った訳ですね?

実はヒューマンアカデミーでは、以前より別のサイトでモバイルコンバートを利用していました。当時、利用していたモバイルコンバートは「フィーチャーフォンから変換」するバージョンでした。このソリューションではフィーチャーフォンからの変換のため、どうしても導入時に弊社側の作業量も多く、デザインの制約もあったという印象が強かったため、PCサイトをそのまま変換できる「モバイルコンバートPLUS」とはいえ、すぐには導入に踏み切れなかったですね(笑)

そんな逆風(笑)のなか、モバイルコンバートPLUSに踏み切った理由とはなんだったのでしょうか?

何よりもそのデザイン性ですね。最初の打合せのときにご提案いただいたデザインを見て、「変換でここまで出来るのか…、これならばフルスクラッチと遜色ない!」と驚きましたし、それまでのバージョンからの大きな進歩を感じましたね。

ありがとうございます。弊社でも「デザインやUIの制約」と「お客さまの手間」をブレイクスルーできるシステムをイメージしました。

フィーチャーフォンからの変換では、どうしても導入時の作業が発生することから、社内でも費用対効果に見合わないのではという懸念を持たれていました。しかし、エムティーアイ様の営業担当の方から「PC変換ならば、導入時の作業がほとんどない」というご提案をいただき、昨年末に導入(発注)に踏み切ったのですが、実際に導入プロジェクトを進めていくにつれて、ご提案どおりであることが実感できました。
発注から、実質的に3週ほどでスマートフォン専用サイトがリリースできた訳ですので、それが裏付けでもあります。もちろん導入時はプロジェクト担当の方に本当にお世話になったことは紛れもない事実ですね。(笑)

03目的に集中することで、迷うことのなかったサイト構築とその成果

わずか3週間のリリースは、モバイルコンバートPLUSの導入実績としては最短です!

「ロボット教室」の繁忙期は、新年度を迎える3月・4月なので、それを考えるとどうしても2月初旬にはサイトをリリースしたいという思いがありました。 ただし、全てのページやコンテンツを最適化していてはスケジュール的に難しいことが分かっていましたので、2ステップに分けて構築していくこととしました。 まず第1ステップでは、とにかく『成果』に直結したページだけに絞り込んで2月初旬にサイトリリースすることにしました。続いて第2ステップでは、付随するコンテンツの最適化を行うことで、情報の充実化を目指すこととしました。 スケジュールというハードルがあったことも大きな要因ではありますが、結果的にはこの方法が成功したように感じます。

サイトの目的・ゴールを明確化にし、パートナー企業とも共有することが、何よりも重要だと考えます。

『成果』に直結した構築について、もう少し詳しく教えていただけませんか?

私たちが『成果』と言っているものには、「お問い合わせ/個別相談/体験申し込み」の3つがあるのですが、実際にお客さまが来校していいただける『体験申し込み』を最重要視しています。したがって、第1ステップのサイトリリースでは、特に『体験申し込み』を拡大するという目的で導入プロジェクトを進めていきました。
具体的には、体験申し込みができる“教室検索”のユーザビリティを上げ、“体験申し込み”もスムーズに入力完了できるような「ストーリー」をスマートフォン専用サイトで表現することを両社でしっかりと認識したうえでサイト構築を進めました。この認識を一致させたことで、UIやデザインなどをはじめとする導入プロジェクトが迷うことなく進むことができ、3週間という短い期間でもリリースできたと思っています。

ビジネス目標にシステム要件を合わせることが重要ということですね。

そうですね。特に最初の構築時に、ここを合致させておくことが非常に大事ですね。 目標やサイト構築の目的がブレないことで、スマーフォン専用サイトの成果向上に繋がったと思っています。先ほどお話したとおり、スマートフォンでPCサイトを表示していた時は成果につながらなかったのですが、スマートフォン専用サイトにした直後から、直帰率も大きく改善し、コンバージョンも確実に改善されるようになりました。しかも、その成果のほとんどが『体験申し込み』になっているのが非常に嬉しいことです。
PCサイトでは、「お問い合わせ/個別相談/体験申し込み」にほぼ3等分されてしまうのですが、スマートフォン専用サイトでは“教室検索→体験申し込み”をイメージしたUI・UXに特化したことで、その割合も狙ったとおりになっています。

04WEBで新たな顧客接点を創出していきたい

素晴らしいですね!受け皿となるスマートフォン専用サイトの「UIやデザイン」の力がお客さまの誘導に大きな影響を及ぼしているということですね。

先ほどお話したとおり、現時点のPCとスマートフォンのアクセス数は同規模なのですが、成果割合の違いには驚いています。やはり来校していただくことが最重要ポイントですので、それが第1ステップで達成できたことは、更なるユーザビリティ向上を目指す第2ステップに移るときの自信になりました。第2ステップでは教室の“地図”などのコンテンツを強化し、より来校し易い環境を提供したことで、成果が更に向上している状況です。

次なるステップや今後の展望はいかがでしょうか?

先ほどスマートフォンでの成果が上がったとお話しましたが、PCサイト経由を含めた成果も“純増”しています。当初はPCサイトとのカニバリゼーションが気になっていたのですが、結果的にはPC経由での成果も上がり、スマートフォン経由の成果がそのまま上乗せされています。 PC経由のお客さまとスマートフォン経由のお客さまを分析できず、あくまで仮説ですが、お母さま方は移動中や自宅で「スマホの『ながら使い』」をしています。スマートフォンで体験教室の情報を入手し、最後の体験申し込みについては、入力がより簡単なPCで行っているのかもしれないので、スマートフォン経由での成果は本質的にはもっとあるのかもしれないと思っています。 この仮説が正しいのであれば、スマートフォンとPCで出稿すべきリスティングのキーワードは違うかもしれないので、広告投資の考え方も変えられるはずです。こういった取り組みについては挑戦していきたいですね。

お客さまのライフスタイルを勘案しながらのWEB流入導線の構築とは、非常に興味深い挑戦ですね、是非ご一緒に検討させていただきたいですね。

これまで最も効果のあったプロモーションモデルは「校門前での手配りチラシ」でした。つまり、最初にお子さまの心を掴んでから、お母さまに体験教室を申し込んで貰う形でした。
しかしながら、“チラシ配り”に人的リソースを確保することが効率的ではないことと、校門でのチラシ配り自体が規制等で困難になってきたことで、その役割をWEBが効率的・効果的に担っていかなければなりません。したがって、必然的にお客さまとの接点はスマートデバイスを中心に構築していく必要があると思っています。 今回、そのための“受け皿”をエムティーアイ様と一緒に構築してきた訳ですが、今後はさらにお客さまの“流入拡大”への対策も協力いただき、WEB全体としての成功づくりを一緒に進めていきたいですね。

ヒューマンアカデミー株式会社 三輪様
大変にお忙しい中、取材にご協力いただき、ありがとうございました。
ヒューマンアカデミー株式会社
スマートフォンサイトURL:
http://kids.athuman.com/robo/CI/
取材日時:
2014年3月
取材場所:
弊社 会議室