モバイルコンバートフィーチャーフォン導入事例

システム負荷に強い全キャリア対応ASPだから安心。
信頼を守る安定したインフラ整備でサービス創出に専念。

株式会社セシール
常務執行役員 CMO代理(ネット事業担当)兼インターネット事業本部長 島元 大輔氏(中)
インターネット事業本部 ネットビジネス運用部長 市原 隆司氏(中・左)
インターネット事業本部 ネットビジネス推進部長 藤田 満氏(中・右)
ネットビジネス推進部 モバイル企画課 枡本 恵美氏(左)
システム部 システム開発一課 奥村 栄城氏(右)

通信販売という業態は、インターネット(PC、携帯電話)や電話・FAXなどのメディアを通じて注文を受けつける。一般の店舗と違い、顔が見えない分だけ「信頼」をいかに強く確立するかが重要だ。
通販大手のセシールもモバイルサイトを運営する上で、「信頼」を強く意識している。セシールというブランドを背負い、消費者の期待に応えるために、トラブルは避けなければならない。そこで活用されているのがモバイルコンバートだ。

01お客様のために全キャリア対応を手間・費用の負担が小さいのが決め手に

WEB事業をご担当されている部署についてお聞かせください。

「カタログでもPCでもモバイルでも、あらゆるお客様に安定したサービスを提供できることが大事です」(島元氏)。株式会社セシールはiモードが始まった翌年、2000年にモバイル版のホームページをオープン。

当時を思い出し、市原 隆司ネットビジネス運用部長は次のように振り返ってくれました。

「立ち上げ当初のモバイルサイトは、カタログを見たお客様の申込み窓口としての機能専用でした。まだまだ利用者は少なかったですね。なにしろ、画面が白黒2階調で昔のゲーム&ウォッチみたいでしたし(笑)」。

その後、EZwebやJ-スカイ(現Yahoo!ケータイ)の利用者が増加するとともに、全キャリア対応の必要性が高まります。「当時の協業社にマルチキャリア対応を相談したところ、サイト上のアプリケーションで対応しようとの提案を受けました。しかしそれでは結局、全キャリア用のサイトを作らなければならず、手間も費用も大きすぎます。

そこでエムティーアイに相談し、iモードサイトを自動変換してくれる『モバイルコンバート』の導入を決めたのです」(市原氏)。

02モバイル利用者が増加中 地方のハンデを情報提供がカバー

2003年からスタートした「モバイルコンバート」の稼動も順調で、現在では多くのユーザーがセシール通販サイトを利用しています。特に2007年後半から利用者が急増。その背景には、携帯サイトにおける検索エンジンが精度を高め、普及してきたことがあるようです。

「今後は検索エンジンから来訪し、サイト内を回遊して注文まで至る人が加速度的に増えるでしょう。そのため、SEO(検索エンジン最適化)が非常に重要です。『モバイルコンバート』は各ページのSEOにも問題ありませんし、担当者がそういった検索関連情報や法規制等の業界情報を積極的に伝えてくれるので、とても心強いですね。当社は地方にある分だけ、そういう情報も遅れがちですから」(藤田氏)。

検索エンジンが一般化すれば、今まで以上にモバイルサイトを活用する人が増えることが予想されます。ネットビジネスに通じた島元執行役員は、そんな近未来を予測しながらモバイルサイトの存在意義を教えてくれました。

「セシールでは中期経営計画で、今後5年間でe-コマースの売上を5割にしようと目標を設定しています。PCとケータイの普及ペースを比べれば、その5割の多くをモバイルが占めることは明らかです。いかに大勢の人にサイトを利用してもらうかが、大きなカギとなるでしょう」。

03コンテンツ作成に専念 システム負荷にも強くて安心

今後、モバイルサイトをさらに充実させていくには、コンテンツとシステムの安定が非常に重要です。セシールのサイトは、衣料品の通販だけでなく、期間限定コーナーや旅情報、保険サービス、東洋占星術とコンテンツが盛りだくさんです。「モバイルだから、『これだけっ!』というのではなく、他のカタログなどと同じに、あらゆる情報を提供していくことを考えています。

そのためコンテンツは多くなってしまいますが、『モバイルコンバート』のおかげでキャリア対応のことを考えずにコンテンツ作成に専念できるので、助かっています。全機種の動作確認もしてくれますし」(モバイル企画課・枡本氏)。

「システム面ではモバイルはPCと違って、トラブルの発生源が分かりづらいという難点があります。当社で障害が起こっているのか、キャリア側なのか、それとも中間のシステムなのか…。そんなときもエムティーアイさんは迅速に対応してくれるので、助かります」(システム開発一課・奥村氏)。

モバイルでのe-コマースの特性に、メールとの連携度の高さがあります。セシールのサイトでも、販促メール発信後の1~3時間にアクセスが殺到するとか。「モバイルはプッシュ型のマーケティングが可能なメディアですが、瞬発的なアクセスにシステムが対応できなければ、機会ロスになるばかりでなくお客様にご迷惑をかけることにもなります。エムティーアイのサービスは、システムへの負荷にも強く、その面でも安心です」(市原氏)。

04サービス創出に力を注ぎたい 信頼を守るインフラとして満足

「当社は良い商品をお客様に販売することが仕事ですから、マルチキャリア対応の労力は我々の領域ではないんですよね。できればそこには知恵もお金をかけずに、良いサービスを生み出すことに力を注ぎたい。『モバイルコンバート』を使うことで、安心かつ安全にモバイルサイトを運用できているので、私たちも本来のサービスに専念できて助かっています」と島元さん。

「PCにしろケータイにしろ『物を売る』という基本は、他のチャネルを通じた通販と何も変わりません。私たちはセシールという会社を信頼してくれたお客様を大切にし、丁寧にコミュニケーションをとらなければなりません。モバイルサイトの変換というのは、営業ツールではなく、その信頼を守るための守備的インフラですから、『安心感・安定感』がすごく重要です。そういう点でエムティーアイのサービスには、とても満足しています」。

※ 本事例は2008年3月現在のものです。

株式会社セシール
WebサイトURL:
http://www.cecile.co.jp/