
複数の事業部門でさまざまな携帯サイトを運営している毎日コミュニケーションズでは、1アカウントのモバイルコンバートを共同利用しています。 共同利用の経緯や効果について、同社就職情報事業本部、転職情報事業本部、アルバイト情報事業部のみなさまに詳しく伺いました。
- 01:毎日コミュニケーションズの業態
- 02:モバイルコンバートをどのように活用しているか
- 03:学生のための就職情報サイト「マイナビ」から始まったモバイルコンバート
- 04:モバイルコンバートの評価を、他部門に伝える
- 05:複数サイトで共同利用することによるコストメリット
- 06:共同利用した場合の、モバイルコンバートのサポート品質
- 07:エムティーアイへのリクエスト
- 08:どのような企業にモバイルコンバートは向いているか
- 09:エムティーアイへのメッセージ
01:毎日コミュニケーションズの業態

進学・アルバイト・就職・転職~さまざまな人生の転機を支援している「マイナビ」のポータルサイト
― 毎日コミュニケーションズの業態について教えてください。
毎日コミュニケーションズは、人材と出版の総合サービス企業です。 1973年に設立され、同年に新卒者向けの就職情報誌を発行しました。それ以来、主力事業である人材情報サービスをはじめ多岐にわたる事業を展開しています。
2007年には人材情報ポータルサービスを「マイナビ」ブランドに統一しました。 「マイナビ」を通して、企業の採用ニーズや、多様な求職者の就職意識に対応した情報を提供しています。加えて高校生、受験生などの若年層にむけて向けて進路・進学情報を提供するなど、人生の転機に立つ「わたし」をサポートしています。
従業員数は約1,600名(2009年7月1日現在)、売上高は480億円(平成20年9月期)です。
02:モバイルコンバートをどのように活用しているか
― 毎日コミュニケーションズでは、モバイルコンバートをどのように活用されているのでしょうか。
「マイナビ モバイル版」「マイナビ転職 モバイル版」「マイナビバイト モバイル版」の3つの携帯サイトにモバイルコンバートを導入しています。
「マイナビ」は学生のための就職情報サイトです。年度ごとにサービスを運営しており、2010年卒業予定学生向けの「マイナビ2010」は掲載企業約8,000社、会員学生約64万人と多くの企業と学生にご利用いただいている採用のプラットフォームです。
「マイナビ転職」は社会人のための総合転職情報サイトです。「マイナビ転職」のウェブサイトは、2009年Gomez転職情報サイトランキングにおいて、17のサイトのなかから総合評価1位をいただいております。現在の会員数は約156万人です。
「マイナビバイト」は、全国を7つの地域に分けてアルバイト情報を掲載しているサイトです。「定額応募課金制・求人広告掲載料無料」というユニークな仕組みで、お取引先の皆さまからご好評をいただいています。
以上の3サイトを全キャリア・全機種対応させるために、モバイルコンバートを活用しています。
03:学生のための就職情報サイト「マイナビ」から始まったモバイルコンバート

“翌年度のサイトを企画している間にも、次々と新しい携帯端末が発表され、自力でキャッチアップすることが大変でした”
― モバイルコンバートの導入経緯を教えてください。
モバイルコンバートは、初めは「マイナビ モバイル版」のために、就職情報事業本部単独で2006年に導入しました。
先述のとおり、新卒学生向けの情報サイトは年度ごとに運営されます。そのため、開発期間が非常にタイトであることが特徴です。今年の就職活動が終わるとすぐに翌年度の就職活動が始まりますので、「マイナビ」だけでも複数サイトがオーバーラップして同時にサービスを提供しています。そういったスケジュールの中、決められた開発期間に間に合わせる必要があります。
2005年頃から、就職活動で携帯サイトが積極的に使われるようになりました。サイトの情報量を増やし、利便性を高めていく中で、3キャリア全てに対応したプログラムを期間内に開発していくことがスケジュール的に難しくなってきました。そこで、キャリア対応や機種対応のために外部のサービスやツールを取り入れることを決定しました。
― 「外部のサービスやツール」の中から、モバイルコンバートを選んだ理由は。
まず保守や運用のコストまで考えた場合、ASPによる自動変換サービスが良いと考えました。その中からモバイルコンバートを選んだ理由は2つあります。
1つ目は実績です。当時、同様のASPを提供している会社の中で、エムティーアイは大規模なサイトでの実績が豊富でした。就職情報サイトは特定の時期に一気にアクセスが集中します。障害を防ぐための経験やノウハウをどれだけ持っているかを重要視しました。
もう1つは、テスト体制です。エムティーアイでは、当時から全キャリア・全機種の携帯端末をそろえて動作検証を行っていました。自社内では、とても同じことはできません。サポート面でもメリットが大きいと考え、エムティーアイのモバイルコンバートに決めました。
04:モバイルコンバートの評価を、他部門に伝える
― その後、他の2つのサイトでもモバイルコンバートを導入された経緯を教えてください。
「マイナビバイト」と「マイナビ転職」の携帯サイトは、それぞれ2007年9月、2008年5月にオープンしました。サイトの開発段階で、先行して稼動させていた「マイナビ」について色々と訊かれました。その際に、運用やキャリア・機種対応の話になり、モバイルコンバートの事を伝えました。
― 就職情報事業本部では、モバイルコンバートをどう評価していたのですか。
「運用後のサポート」と「機種テストがしっかりしている」ことを、評価していました。
「運用後のサポート」については、問い合わせに対するレスポンスの質や速さに満足していました。「機種テスト」については、導入前に予想していたよりもしっかりしていました。送られてきたキャリアや端末のテスト結果は、「きちんと見ているな」と思えるような内容でした。
以上のことを、転職情報事業本部とアルバイト情報事業部の担当者にも伝えました。その結果、どちらの携帯サイトにもモバイルコンバートを導入することが決まりました。
就職・転職・アルバイトの各部門はそれぞれ、ウェブサイトや携帯サイトの開発を独自に行っていましたが、モバイルコンバートについては複数サイトで共同利用することになりました。 それによって、大きなコストメリットも得ることができました。
05:複数サイトで共同利用することによるコストメリット
― 複数サイトで共同利用することによるコストメリットとは。
モバイルコンバートは、複数のサイトを運営していても法人単位で“1アカウント”として契約できます。
そして複数サイトで利用しても、総ページビューに対する課金になります。
ですから、会社としては総コストを抑ええられますし、社内でコストを按分することができます。
― 実際には、3つの事業本部でどのようにコストを按分しているのですか。
アクセス数の比率で按分しています。 3つの事業本部が単体で契約するよりもコストを抑えつつ、それぞれのサイトのアクセス数に見合った負担でサイト運営が可能になりました。
06:共同利用した場合の、モバイルコンバートのサポート品質

“「他社サイトに影響が出るから、その修正はできない」というような対応をされたことはありません。”
― モバイルコンバートの共同利用による、サポート品質への影響はありますか。就職情報事業本部単体で契約していたときと比べていかがでしょうか。
「マイナビ」については、今までと変わらないサポートをいただいています。単独で契約していたときと比べて、不満に感じるようなことはありません。
― 他の2つのサイトではいかがでしょうか。
「マイナビ転職」でも、モバイルコンバートによって順調にサイト運営ができています。私たちのプログラム側が原因による障害も、エムティーアイが吸収してくれるので、助かっています。
「マイナビバイト」についても同様です。
サイトは24時間稼動しているので、突発的な障害がいつ起こるかわかりません。どのような時でもエムティーアイは、柔軟かつ迅速に対応してくれます。
モバイルコンバートのようなサービスに求めることは、まず、どのキャリア/機種でも運営サイトが問題なく稼動し続けることです。その上で、価格以上の付加価値を生み出していただけるかを期待しています。現在までの利用で、期待は満たされています。費用対効果は非常に高いと評価しています。
07:エムティーアイへのリクエスト
― 今後、エムティーアイにリクエストしたいことはありますか。
更にリクエストするとしたら、SEO対策やログ解析といった、キャリアや機種対応以外の部分についても運営のサポートやアドバイスを期待します。社内では、どのページで離脱する人が多いのかや、給料/勤務地/職種など、どのような条件を求職者は重要視しているかに注意しています。そのような点について、モバイルコンバートを通した場合の対策の立て方などをご教示いただけるとありがたいです。
また、エムティーアイで技術担当者向けのセミナーなどを開催してくれると助かります。毎日コミュニケーションズでも、携帯サイトを担当する若いスタッフが増えてきたので、サイト運営の考え方やノウハウを学べる機会があったら参加させたいです。
08:どのような企業にモバイルコンバートは向いているか

“複数サイトの全ての工程を1社に任せるのはリスクがあるかもしれません。ですが一部分だけを共同利用するのは効果的だと思います”
― どのような企業に、モバイルコンバートは向いていると思いますか。
毎日コミュニケーションズのように、複数のサイトを別々の部門で運営している企業でしたら、共同利用によってコスト削減効果が期待できると思います。
コスト削減効果だけではなく、情報共有の促進にも効果があると思います。
私たち自身もそうですが、別々の事業部が独自にサイトを企画し、トライアルを行い運営していることも多いと思います。
毎日コミュニケーションズではモバイルコンバートの共同利用を始めてから、それまでは少なかった部門間での情報の行き来が増えています。
09:エムティーアイへのメッセージ
― 最後にエムティーアイへのメッセージをお願いします。
毎日コミュニケーションズが携帯サイトで提供している情報は、ご利用いただく方の仕事、人生をサポートする重要な情報です。キャリアや端末によって、情報の一部が欠けたりするようなことは許されません。
次々に新しい端末が発売される中で、モバイルコンバートによってサイトの品質を維持できています。より使いやすい、ユーザーの役に立つ携帯サイトにしていくために、今後も引き続きご支援ください。よろしくお願いします。
お忙しい中、ありがとうございました。


















